幼稚園に入る前(2歳の頃)、
森の中にある、小さな小さなプレ幼稚園的な所に
週3回通っていたのですが、
週3回通っていたのですが、
幼児の小さな手にキュッと収まる大きさと形、
棒型のクレヨンと違って折れたりもせず、
よくこれを使ってグルグルとなぐり描きをしていたのを思い出します。
もっと色の多いバージョンもあるのですが、
家に揃えたのはこの基本セット。
赤、橙、黄色、緑、青、紫 (緑と紫の色がうまく写っていませんが)といった、
ゲーテの色相環の6色に加え、黒と茶色が入っています。
※上の写真は、茶色も色の『環』の中に入れてしまいましたので、
色相環は下の写真を参考にしてくださいね。
各色が重なりあった所に
それぞれ新しい色が生まれてきています。
(黄色と緑の間の黄緑が一番わかり易いかな)
そういう部分を子供に発見させたりするのも
色遊びを楽しむ醍醐味のひとつだ思っています。
又、私自身が色に興味を持っているので
(というより、実際仕事にしていますしね☆)
ゲーテは勿論の事、シュタイナーの『色』の深さを楽しんでいるのは
子供よりも私の方だったりして(笑)!
また別の機会に、にじみ絵や曼荼羅などについても
書いてみたいと思っています。
最後に、シュタイナーおもちゃで
家庭に取り入れているもののうちの
もう一つをご紹介して終わりにしますね。
シュネッケバンド。
日本語にすると、『カタツムリの紐』。
長さはどれくらいあるのでしょうか。。。
4Mくらいかな。
幼稚園の慣らし期間、
ママは始め、同じお部屋の中にいるのですが
「ママは今、することが事があるのよ。」という表明の為に
何か『お仕事』をします。
とても手触りの良い純羊毛で
シュネッケバンドを作る事が、
『お仕事』として私に渡されたものでした。
子供が「ママ~」とお膝に乗ってきても、
「ママは今、シュネッケバンドを編んでいるからね。あそこで遊んでいらっしゃい。」
と、黙々と手作業を続けます。
あ、慣らし期間の事を書きたかったわけではなく・・・・・・
そんな感じで、シュネッケバンドを編む事を覚えました。
子供たちは、この長い長い紐をベルトにしたり長いネックレスにしたり、
どこかに結び付けたり(こうして『結ぶ』作業も覚えました)
引っ張り合いっこをしたり・・・・・・
無限に出てくるアイディアに、
目を大きく見開いて子供の素晴らしさを学ばせてもらった時間でもありました。
しまう時には、歌を歌いながら
この長い紐をクルクルと巻いて行って、最後にカタツムリのようになるので
『シュネッケ(かたつむり)バンド』と呼ばれます。
本来ならきちんと純羊毛を買ってきて作ってあげればよかったのですが、
家ですぐにでもそれで遊びたがっていたので
余っていたアクリルとウールの混合で編んでしまいました。
色も、自然の色のものを様々に用意した方がより良いはず。
(そのうち又作ってあげるからね~♪)
以前書いたこちらの記事、
の最後にこんな写真を載せました。
シュネッケバンド、どこに使われているか
見つけられるかな???
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