2012-06-16

シュタイナー幼稚園、ピンクの空間、赤い服

息子が通っている幼稚園、
2歳の時は、奥のお部屋で行われている
週3回のプレイグループに行っていました。

慣らし期間の際、
常に赤い服を着ている先生にその訳を聞いてみると、
「答えは3つあります♪」
と教えてくれたのを覚えています。

1、注意を引く ” シグナルカラー ” としての理由。

~小さい子供たちが一番認識しやすい赤、そして最も目立つ赤で、
「先生はここにいますよ~。」と、サインを送っている~



2、ピンクとともに、赤も子宮の中を思い起こさせる色。
まだまだ小さい子供たちが、子宮の中同様心地良さを感じる為に。

~幼稚園の室内、ピンクの空間は、以下の写真でご覧下さいね~




3、赤やピンクの補色は『 緑 』。緑はリラックスの色。
目から自然に引き起こされる緑色で
心の平穏を生み出す様に。

~シュタイナー、人智学の色彩論をもっと深く勉強したくなりました~




その先生は、本当に天使の様に優しく明るい先生で、
今でも朝に出会う彼女の笑顔に癒されています。


さて、2番の『ピンクの空間』ですが、
このふんわりとした雰囲気に皆様も癒されますよう
ここで少しご覧下さい♪







かごの中には、どんぐりや胡桃などが入っています。
そう、おもちゃは全て、自然素材。




位置しているのは街中ですが、
お庭には自然が溢れています。






ふと思い立って、今日、息子に聞いてみました。

「Frau M の服の色覚えてる?」
「赤!」

おお、覚えてる覚えてる。

※ドイツでは、『先生』とは呼ばずにFrau誰々と、苗字で呼びます。



そして、先日ベビーシッターのEが
「お腹の中にいた時の事聞いてみたら覚えてた」
と言っていたので、私も何気なく

「ママのお腹の中の色、何色だった?」
と聞いてみると・・・

「ピンク色」


わお。
ちょっと感激。



この記事を書いていて、
以前のブログに
子宮の色と分娩室の色について書いたのを思い出しましたが、
今、楽天ブログはメンテナンス中みたい。

終わったら追記でリンク張りますね!


男の子だけれど、息子はピンク色も大好きです。
男の子だから「青」、
女の子だから「ピンク」と決めてしまうのは勿体無い。

大人の概念を押し付けず、
自然に自由に伸びていって欲しいと願っています。






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